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◎長編本格推理◎[KAPPA-ONE2007] 書下ろし
リロ・グラ・シスタ the little glass sister

詠坂雄二(よみさか・ゆうじ)
定価:900円(857円+税)
ISBN 978-4-334-07660-3

「あんた、名探偵なんだってな。
まだそんな奴が残ってやがったか」
吏塚高校の屋上で発見された、在校生の墜落死体。同じ頃、校内では名高い「吏塚の名探偵」が受けた、奇妙な依頼。それは、この事件での依頼人の無実を証明すること……。独特の文体、凝りまくった趣向。“青春彷徨推理小説(イミテーション・ハードボイルド)”を自称して、ずいぶんと奇妙な才能が出現した! 全4色で本文を印刷したスペシャル仕様!

<著者のことば>
俺自身の、古馴染みな自惚れと劣等感から本作は生まれました。実際に高校時代、こんな奴がいてくれたら、小説家なんて目指さずに済んだんですが。

<推薦文>
綾辻行人
いかにも今どきの学園小説であること。そのくせ、いかにもそれらしい一人称ハードボイルドであること。そのくせ、事件の中心にはいかにも探偵小説的な物理トリックが据えられていること。何やら不協和音だらけとも思えるそんな大枠から、台詞や地の文の隅々に至るまで、あらゆる構成要素をあるいびつな企みのために利用し尽くした、まさにぎりぎりの綱渡り(アクロバット)。──なかなか一筋縄ではいかないこの小説の、若い作者の胸のうちには、明らかに“(本格)ミステリへの愛”が見える。ちょっとひねくれているようでいて、実のところは相当にピュアな“愛”が。

佳多山大地(ミステリ評論家)
アヴァンギャルドでいて古風、フィクショナルでいて切実。学園を舞台に「バブルの頃に生まれた私」が名探偵を演じる新世代ハードボイルドは、今年で二〇周年を迎えた新本格ムーヴメントの原点が、何より〈青春〉を賭けたものであったことを誇らしげに宣言する。現在のミステリシーンに清新な風を吹き込むだろう期待の新人のデビュー作に、あなたもきっと驚かされるはずだ。
戯れに一首、この本の中に登場する天下御免の援交ガールが詠んだ歌を紹介しておくよ。──やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや謎を解く君。



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書影【リロ・グラ・シスタ the little glass sister】


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