KAPPA NOVELS
光文社
トップページへ
新刊
既刊
過去のトピックス
KAPPA-ONE 登竜門
リンク
KAPPA NOVELS

◎四六判ハードカバー◎
魂の切影

森村誠一(もりむら・せいいち)
定価:1890円(1800円+税)
ISBN4-334-92462-X

運命の恋人・宮田美乃里の真実に迫る
森村誠一文学、畢生の到達!
2005年3月28日、享年三十四の若さで逝った歌人・宮田美乃里。荒木経惟と彼女の共著である写真歌集『乳房、花なり。』で、彼女の存在を知った森村誠一は、末期癌を病んだ宮田美乃里の病床を訪れた。運命の恋人・宮田美乃里の生涯とその真実に、累代三百年の悲恋を重ねた、著者渾身の文芸作品!

<著者のことば>
歌人・宮田美乃里氏を知った契機は、宮田氏と写真家・アラーキーこと荒木経惟氏との共著、写真歌集『乳房、花なり。』であった。
進行性の乳癌に冒され、余命数カ月と宣告された女流歌人宮田美乃里氏は、乳房を切除しても女であることの存在証明を刻むために、荒木氏のカメラの前に、自分の裸身を公開した。(中略)歌はすべて死を見つめた彼女の辞世である。
私はそのとき、この歌人がこの世にある限り、彼女を小説の形で書き留めておきた いという猛烈な衝動をおぼえた。それは彼女を書かなければ作家になった意味がない とおもいつめるほど切実な衝動であり、作家の業のようなものであった。(中略)
『魂の切影』は『乳房、花なり。』とともに、宮田氏の慰霊の書であると同時に、そ の存在証明でもある。彼女に出会わなければ、私はこの作品を書くことはなかった。 わずか数カ月、十余回の出会いであったが、私にとって彼女は永遠の恋人となった。 もはやこのような恋人に出会うことはないであろう。
最終回を宮田氏の四十九日、その仏前で朗読しながら、春がめぐりくるつど、彼女がこよなく愛した満開の桜に、その面影を重ねるであろう自分をおもった。

著者あとがき「永遠の恋人──宮田美乃里氏哀悼」より




→もどる
書影【魂の切影】


その他の作品
| →一覧へ
マーダー・リング

炎の条件

復活の条件


ほか






光文社/ノベルス編集部
当ホームページに掲載されている文章・画像写真などを無断で複製することは
法律で禁じられています。またすべての著作権は(株)光文社に帰属します。
Copyright(c)2004 Kobunsha Ltd.All Rights Reserved.