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◎長編本格推理◎ 書下ろし
fの魔弾
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柄刀 一(つかとう・はじめ)
定価:940円(895円+税)
ISBN4-334-07590-8
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信じるもの、守るべきもののために何ができるか。
友、信頼、そして隠された事実──。 |
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浜坂憲也(はまさかかずや)は二体の銃殺死体と共に、マンションの一室で発見された。ドアも窓も完璧に施錠され、誰かが出入りした形跡は皆無。殺人罪で起訴された憲也は犯行を全面否定、しかし裁判でも重要な何かを隠している……。求刑の刻が迫るなか、南美希風(みなみみきかぜ)は旧友の無実の証明に乗り出すが、自らも絶体絶命に--。 |
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<著者のことば>
本格ミステリーにおける密室の謎やトリックは、ガラスのような素材なのかもしれません。太古の昔からありながら、使い方によってそれは、近未来的でスタイリッシュな都市の光景さえ演出できます。 このミステリー小説は、都会的な色彩を持つことができたでしょうか? |