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推理傑作集◎
マーダー・リング

森村誠一(もりむら・せいいち)
定価:890円(848円+税)
ISBN 334-07573-8

なにげない日常に潜む陥穽
一人の主婦の他殺死体が、東大和市の山林で発見された。主婦の名は大口安代。仲間と行ったカラオケの帰りに犯人と会い、現場まで連れ出されたものと推測された。社会派作家の北村直樹は、新聞で見た安代の顔に見覚えがあった。大学病院に友人を見舞った帰りのバスで見かけた図々しい女に間違いない。しかし、安代はなぜ殺されたのか。北村は個人的な興味に加えて、職業的な関心をもって、事件の真相を調べ始めた。(「余計な主義」)
なにげない日常に潜む陥穽に堕ちていく男と女。人の心の砂漠が生み落とした七つの悲劇を、「殺人の円環」という手法で描いた、珠玉の森村ミステリー傑作集!

<著者のことば>
人は幸福とチャンスを求めて大都会へ集まって来る。だが人間が多数集まりすぎると、本来の目的が忘れ去られて悪意が醸成される。
人が信じ合い、助け合うべき都会に仕掛けられた恐るべき罠。一人一人は善良なはずの市民が悪魔的な集塊(コロニー)を形成する都会の生理を、ミステリーに構成した。本作品の各エピソードは、読者の日常生活に基づいている。日常こそ最も危険な陥穽(トラップ)であると同時に、そこにこそ人生がある。本作品は、危険を恐れても人生からは避難できないとアピールするブラックユーモアでもある。



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