KAPPA NOVELS
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◎四六判ハードカバー◎ 
ラットマン

道尾秀介(みちお・しゅうすけ)
定価:1680円(1600円+税)
ISBN 978-4-334-92593-2

焦燥。倦怠。狂おしい嫉妬。猜疑。謎に包まれた死。
ようこそ。ここが、青春の終わりだ。
姫川亮は30歳。高校時代の同級生とロックバンドsundownerを結成して、もう14年になる。エアロスミスが好きで、コピーをして、物真似っぽくてもいちおうのオリジナル曲も作って、細々と続けてきた。
姫川はギタリストで、高校を卒業したあと、精肉会社の営業マンをしている。ボーカルは竹内。フリーター。ベースは谷尾。商社に勤めていて、今は総務主任だ。ドラムは小野木ひかりが叩いていた。姫川の恋人だ。2年前にバンドを抜けた。今はひかりの妹・桂が担当している。
ひかりは妊娠しているという。中絶したいという。結婚の話は出ていない。姫川は、猜疑心を抑えられない。また、自分の心が桂に移っていくことも、抑えられないでいた。桂は、自分の姉に似ている気がするのだ。
姫川には二歳上の姉がいた。姫川が七歳のときに、自宅の二階から落ちて死んだ。父が後を追うように病死した。今、姫川には、連続した悲劇に心を深く閉ざしてしまった母親しか残されていない。
sundownerがいつも練習しているスタジオ“ストラト・ガイ”の閉店が明らかになった日、事件が起こる。姫川たちの過去と現在をあぶり出し、未来へと導くように。そこでは何が見えるだろうか。
亡くすということ。失うということ。胸に迫る鋭利なロマンティシズム。注目の俊英・道尾秀介の、鮮烈なるマスターピース!


書店店頭で、刊行記念リーフレットを無料配布中。
単行本未収録の「前書き」を特別掲載!




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