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■長編本格推理
水の迷宮
石持浅海
「水の迷宮」に遊んでください
前作の『月の扉』は飛行機の機内が舞台、今回の『水の迷宮』は水族館。どちらも毎日飛行機に乗ったり、水族館に行く人はあまりいません。誰もが知っていて当然の場所なんだけど、日常的に行くところではない。一歩だけ日常から片足を踏み出している場所です。小説を通じて、そうした場所に深く入り込み、なにかしら楽しんで帰ってきてもらえれば……そんな小説が書ければと思っています。
『水の迷宮』はご自分で行かれたことのある水族館をイメージして読んでいただければうれしいです。知っている水族館の様子をあれこれと思い浮かべながら読み始めて、読み進むうちにいつしか見たことも想像したこともないような水族館に迷い込んでいただければ、作者としてこれほどうれしいことはありません。そして、どんなかたちでもいいのですが「面白い時間を過ごすことができた!」と、この水族館を後にしていただければ、最高ですね。
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